こんにちは、亡霊です。
予備試験の口述を受けてきました。初日：刑事、2日目：民事でした。
ひとまずお疲れ様でした。結構つかれたよね。
準備
１２月中は基礎マスターの刑法（第２分冊：各論）、要件事実の手持ちの本（類型別のやや古いもの）を読みました。
１月になり、３連休のある日に伊藤塾で口述模試。民事６１、刑事６０という評価をいただきました。民事は途中で黙ってしまう場面があったものの、まあ順調。刑事は最初の方の、この行為に何罪が成立しますか？という問いに対して、答えることができました。しかし、その後のなぜその罪が成立しますか？というところがうまくできませんでした。主査役の先生いわく、構成要件を先に示したうえで答えていくとよいとのこと。
その後、試験日まで、手持ちのテキストの読み直し、伊藤塾からいただいた過去問を１０年弱かな。やりました。直前期には民訴、執行・保全を少し。刑訴、刑法総論も復習しました。
結構勉強したと思います。鹿児島湾演習。
※口述模試を受けに、数年ぶりに渋谷へ行きました。駅の中、駅前が変わりすぎててさっぱり分からんかった。あんなに巨大ビルがあったっけか？あと、伊藤塾へ向かう坂道をそのまま直進するとファミレスがありますが、私の記憶だとロイヤルホストだったような。今はガストになってますね。
初日：刑事
１月２０日（土）。初日午後、刑事でした。
あまり緊張せず。雨はかろうじて降ってなかったかな。寒かったです。
新浦安まで、うちから片道約９０分くらいなので、遅刻しないように早めに移動しました。
法務省の施設内に入場してからは、とにかく寒くて待ち時間が長く感じました。５番目。手袋をして、勉強しながら待つ。なんとなくですが、緊張はしなかったな。
試験本番ですが、振り込め詐欺の事例。この人の行為に何罪が成立しますかという感じで始まりました。主査、副査ともに若い！主査３０代、副査は２０代かも。主査は元気よく明るい感じ。その昔、初めて見た塾長があんな感じだったな。
その後、手続きへ。要は詐欺の容疑で捜索差押えや逮捕に伴う無令状捜索差押えをしようとしているが、この状況でできますか、ということを聞かれました。
いくつか答えられなかったり、正確に答えられなかったり、理由を掘り下げられたりしました。でも、全体として大きな失敗はないような気がする。
１５分ほどで終了しました。その後、すぐに帰宅OKでした。６０。できれば６１来てほしい。パールハーバー。
２日目：民事
深夜に大雨が降り、その音でほとんど眠れませんでした。
１月２１日（日）。２日目午前、民事。
自宅から会場まで距離があるため、念のため４時に起床。６時に出発。７時半に新浦安着。少し喫茶店で時間を調整してから会場に向かいました。かなりの大雨でした。
２日目は２番目。同様にあまり緊張せず。主査、副査とも30代くらいの方でした。
問題は保証契約に基づく保証債務履行請求権について。請求の趣旨、訴訟物、抗弁、再抗弁、抗弁となる理由など。
・・・これが私には超難問でした！請求の趣旨、訴訟物までは誘導ありで何とか答えられましたが、その後ほとんど記憶がありません。質問されていることの意味も分からず。きつかったなぁ・・・再抗弁のあたりからミッドウェー。
途中からは誘導もなくなり、「これは、こういうことだから」と説明されてどんどん次へ。私は黙ってしまい、たまに間違ったことを答えてシラーっとした空気が流れる。唐突に法曹倫理の利益相反らしきことが聞かれ、３回くらい誘導してもらって、最後に正解らしきことをいい、主査、副査のお二人にうなずいてもらって終了。１５分くらいで終わりました。
その後、終了室という部屋で１２時半くらいまで待機。・・・まさに終了室でしたわ。たまにトイレに立つと外の景色が目に入る。雨が降り続いていたな。主力艦隊壊滅。
これから
60-58だと不合格なんだよね・・・61-58、又は60-59を切に希望します。甘いかな。
ただ、言い訳になっちゃうけど、あの２日目の民事は論文で出てもできなかったと思う。私の持っているテキストや知識をすべて使ったとしてもできない問題でした。事前の勉強をさぼったわけでもないし、現状持てる力で臨み、あの結果だったわけで、まあ、くやしいけどしょうがないのかなと思ってます。あれが簡単にできた方がいるとしたら、やはりそのレベルの方とは力の差がだいぶあるということなんでしょう。
結果発表が２月１日（木）の夕方。なんとか119来てほしい。発表まで日があるため、一応合格を信じて次に向かう準備をしたいと思います。ずっと思ってたんだけど、いままで予備校にそれなりに課金してきた。でも、ながいこと勉強してるので、教材がことごとく古いんだよね。持ってないのもあるし。短答過去問、判例百選、労働法。新しいものを買おうかなと思ってます。本土決戦希望。
それでは、また。みなさん、お元気で。
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